光回線

元に戻せない…コラボ光のデメリットが解消される可能性。

スーツでタブレットもっている男性

コラボ光があたりまえになりつつある最近ですが、

コラボ光へのリスクもはっきりしてきました。

一度コラボ光を契約してしまうと、元に戻せず、他社の光回線を契約するのも手間になる…

 

コラボ光のデメリットに縛られてしまうことですね。

 

コラボ光には様々な契約プランがありますが、使う環境や生活スタイルで、切り替えてから1社に縛られて使い続けている人も多いでしょう。

 

「本当は、今の光回線から切り替えてスマホとセット割を組みたいんだけどなー。」

「家電買い替えたとき、キャッシュバックとかで光回線変えたかったけど、固定電話変わるって言われたからなー。」

「今の光回線遅いんだよなー、別の光回線に変えたら改善されそうだけど、テレビも光でまとめてるしなー。」

「自宅に配線引き込みしたから、また他社の光回線にすると引き込みしなくちゃいけないからめんどくさいんだよね。」

 

そうです、コラボ光を一度契約すると、他社のコラボ光に変えたくても、

「固定電話」「テレビ設備」「引き込んだ配線」

縛られていて、番号が変わる、再度工事必要、手数料がかかるなどがデメリットがあってなかなか切り替えるのもできずに放置してしまいがちです。

 

大きなタイミングがないと回線の切り替えもできないですよね?

 

そんなコラボ光のデメリットが2019年5月から解消されるかもしれません。

コラボ光からコラボ光に転用で回線の切り替えができる可能性が浮上してきました。

 

この今はできない転用手続きができるようになる前にコラボ光を契約しておいてほうがいいかもしれません。

 

理由は「デメリットがなく、今のコラボ光から他社へのコラボ光が切り替えられるようになったら、新規契約やフレッツ光からの転用後に、ほかの会社に移りにくいように新しい縛りを用意する」かもしれませんからね。

 

あくまで、「可能性」の話ですが現時点でわかっている情報を確認していきましょう。

また今、他社のコラボ光に切り替えようとしているならいったんストップしたほうがいいかもしれません。

再度工事費や手数料を負担する必要が5月以降なくなるかもしれませんからね。

 

コラボ光から別のコラボ光に切り替えられるようになる前に、

「今のうちにコラボ光を契約して事前準備をしておくべきです!」

 

コラボ光開始当時がそうでしたが、あの当時始まる前にフレッツ光を契約していた人たちはかなりお得に転用をはじめられました。

あくまで様子見が必要でしたが、今のうちに契約しておくことで、これからの変化にも対応しやすくなる可能性が高いです。

 

 

コラボ光を契約するとデメリットがつきまとう

 

様々なプロバイダー会社がNTT回線を借りて、自社で回線の提供やサービス提供をするようになったのがコラボ光です。

代表的なコラボ光だと、

  •  ソフトバンク光
  • ドコモ光
  •  ビッグローブ光
  •  OCN光
  •  楽天ひかり

など、数多くの会社がコラボ光を提供しています。

 

もちろん、NTT回線を使っているので、光電話や光テレビなどサービス名は違ったりするものの、サービス内容はNTTと違いはほぼありません。

サービス内容がほぼ一緒であっても、コラボ光から別のコラボ光へ引き継ぎができるかは別問題になっています。

 

引き継ぎに関してデメリットがあるために、自由に光回線を切り替えることができない状況が発生するのです。

 

固定電話の引き継ぎ不可やアナログ戻し

 

コラボ光契約時に光電話を新しく利用し始めて固定電話番号を発番したり、

フレッツ光契約時に光発番した固定電話番号を転用でコラボ光に引き継いだ場合は、

コラボ光から別のコラボ光、コラボ光からフレッツ光に切り替えすると固定電話番号の引き継ぎが不可になります。

 

またアナログ電話でもともと加入権の電話番号を使っていて、1度番号そのまま光電話に移してコラボ光で使っている人は、

 

別のコラボ光に切り替えるときに、「アナログ戻し」というめんどうな作業をしてから番号そのまま使い続けなくてはなりません。

 

固定電話を利用している人が大分減ってきてはいますが、仕事の都合や学校の緊急連絡先に登録している人もいますよね?

なかなか固定電話番号を切り替えてまで、別のコラボ光に切り替えようとは思いません。

 

カンタンにはコラボ光を解約することができないのです。

 

光TV設備は再工事が必要

 

フレッツTVor光テレビと呼ばれる、地デジやBSを見れるように、光回線でテレビを見るサービスも最初は工事が必要で工事費を負担しなければなりません。

 

そのまま光回線を使い続ければ、工事が再度必要なんてこともないので、問題はありません。

 

ですが、コラボ光から別のコラボ光に切り替えるときには、もう一度テレビ設備導入の工事費がかかってくるので、

切り替えるときに余計な手数料がかかるうえに、時間も再度かかってしまうのです。

 

光テレビ設置工事費用も安くて15,000円程度ですが、テレビ接続台数によってはさらにかかるので、コラボ光から別の会社への乗り換えは再度手間がかかってきますね。

 

配線も引き直し?撤去費用やら解約金やら。

 

別のコラボ光に切り替えるときに同じNTT回線を使うため、配線は同じもの使ったりしますが、

 

ほとんどのパターンで新しい配線いれたり、元々ひいていたものを撤去したり、別で費用がかかってしまうこともあります。

ルー子
ルー子

ただでさえ、導入時の立会いがめんどくさくて、時間も取られていたのに

また同じ作業をしなくちゃいけないなんて…

ということも考えられるので、コラボ光契約後に、ほかの会社でコラボ光を切り替えるのに抵抗が生まれます。

同じ光回線を使うのに、再度ひきなおすなんて嫌ですよね。

 

配線引き直し前にはもともと引き込んでいた光回線を撤去する必要もあったりします。

そのときに撤去費用が発生したら、また費用がかさみますよね。

 

撤去費用だけでなく、契約期間によっては契約解除料も発生します。

 

配線は新しく引き直さなきゃいけなくて手間もかかって、撤去費用や解約金がかかってと、

最悪なパターンもありえます。

 

デメリットが解消されて2つのメリットが出現!

 

1度契約したコラボ光を別の回線に切り替えるとデメリットが必ずつきまとうコラボ光ですが、このデメリットが解消されて、メリットが増える可能性がたかくなっています。

 

コラボ光を転用して別のコラボ光に切り替えることができるようになるということです。

 

今までは、
A社コラボ光→B社コラボ光

A社は解約してB社で契約し直し。
だったものが、

A社からB社に引き継いで設備などそのまま利用できる。
つまり、解約する必要がなくなるということです。

 

導入予定ではありますが、「事業者変更」という仕組みによるものです。

「事業者変更」導入により、立会い工事を要することなく、同一電話番号(ひかり電話で発番した番号を含む)を継続
利用することが可能になる等、異なるコラボ光サービスへの変更を円滑に行うことができるようになります。
コラボ事業者の「事業者変更」の導入有無により、利用者の利便性を損なうことがないよう、全コラボ事業者における導
入と一斉開始が望ましいと考えます。

出典:光コラボレーションによる「事業者変更」の対応について

 

別のコラボ光会社に切り替えるときに、めんどうな立会いなどをなくさせて、自由に切り替えができるようにする取り組みですね。

解約する必要がなくなるとどんなメリットがでてくるのでしょうか?

 

「固定電話」「テレビ設備」「引き込んだ配線」再度手続きする必要がなくなる!?

 

3つのデメリットで大きく取り扱われる内容ですが、どれもそのまま継続して使えるようになるようです。

固定電話が光発番であれ、アナログから光電話に切り替えたものであっても、

そのまま番号が変わらずに使える。

また、テレビ設備のために再度工事をする必要がなく、工事費が別途必要になることもなく、

継続サービスとして利用できる。

配線もそのまま、また立会いをする必要なく、機器のつなぎ直しもせずに、

コラボ光の会社だけ切り替えていくことが可能になります。

「事業者変更」が可能になれば、固定電話番号を変更したりせずに、今の設備をそのまま立会い不要で、使いたいサービスを用意した光回線に切り替えていくことが可能になります!

かなり魅力的なサービスになりそうですね。

 

 

コラボ光を遠慮なく切り替えてスマホとセット割を組みやすく!

 

なにより「事業者変更」が叶えば、楽々スマホとのセット割やでんきやガスとのセット割、様々な会社で受けられる割引サービスを切り替えやすくなります。

 

スマートフォンを持ってる人がほとんどの世の中になりましたが、スマホとセットで割引を受けていますか?

携帯を2年ごとに切り替えることで、ランニングコスト(月額料金)をなるべく抑えてきたが、自宅のインターネットとセット割を組むために、毎回立会い工事をしたり切り替え作業していた人も多いです。

 

これからはなんと立会いも不要で携帯を変えるのと同じように楽々自宅光回線も切り替えができるようになるんです。

 

つまり、携帯会社とセット割が組める光回線の切り替えがかなり簡単になっていきます。

 

携帯会社に加えて、MVMO格安simとの割引を導入しているプロバイダーも多いですが、これからはますますプロバイダーの参入が増える可能性が高いですね?

格安simは元々毎月の料金が安いので、光回線とのセット割をキャンペーンにしても、コラボ光のデメリットが強くなかなか需要がない状況ですが、

これからは簡単にコラボ光の切り替えができるのであれば、セット割が増える可能性が高まっていきますね。

今のうちにスマホとの割引を考えてコラボ光を契約しておくのもありでしょう。

 

キャッシュバックと毎月の料金の激化は起きるのか!?

 

コラボ光はどこの会社で契約してもキャッシュバックに差があまりなく、オプション加入なしであれば、だいたい20,000円から30,000円ほどがキャッシュバックの相場になります。

 

フレッツ光からコラボ光への転用でも会社によって異なりますが、5,000円から15,000円程度キャッシュバックがつく会社も存在します。

 

一方これからは簡単にコラボ光切り替えを行なっていけるようになると、それぞれの会社がシェア獲得のために、キャンペーンを打ち出す可能性がでてきます。

競争が増えれば増えるほど、契約する側のあなたにはメリットが増えそうですね。

 

また月額料金も大きく注目したいポイントです。
特にさきほど話した格安simとのセット割ですが、格安simの料金はすでに大分やすいことを考えれば、光回線から割引する方法もありえます。

光回線と格安simをセットで毎月のコストを下げるようなキャンペーンがあるとかなり魅力的ですね。

 

今後の各会社の対応に注目していきましょう。

 

「事業者変更」で起きるかもしれないデメリットは?

 

起きてはいないのであくまで「起きそうなデメリット」である推測にはなってしまいますが、

「新規導入」「工事費」「引っ越し」「契約解除料金」に関して今と内容が変わらないままであるか?

 

とくに、新規導入のときには工事費が無料のキャンペーンが各会社で時期によって行われていますが、

そういったキャンペーンがなくなったり。

転用でコラボ光の会社を切り替えるのが主流になって、契約解除する場合は解約金がかなりかかるような契約内容など、

便利で簡単になる一方、新規で新しく光回線を契約するときや契約内容にかんしてデメリットもでてくる可能性もありえるでしょう。

 

まとめ:事業者変更で今とは違う新規申し込み内容になる前に…

 

安全策のようですが、こういった今までと違った内容に変わる前には先に契約しておいて様子を見つつ切り替えていくほうがお得になる場合が多いです。

過去でいえば、コラボ光が開始される前には家電量販店やインターネット申し込みでは「フレッツ光」でのキャンペーンがメインでした。

家電購入などセットにすると開通後に55,000円程度キャッシュバックが現金でもらえていたんですよね。

ですが、コラボ光開始直後、フレッツ光の光は撤退して家電量販店などの申し込みはコラボ光が主流になりキャッシュバックは減額されました。

 

当時、フレッツ光をコラボ光開始前に使い始めた人は、高額キャッシュバックを受け取ったあとに、

「解約金もかからずに、設備も変わらずに、今の状況そのまま」転用してさらにお得に使うことができたんです。

ですから、今、コラボ光を申し込むか悩んでいるあなたは今のうちに契約して、様子見ができるように準備をしておきましょう!

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