MNP(携帯番号ポータビリティー)とは?
スマホで安くするなら乗換えのMNP!
一度は耳にしたことのある内容かと思います。
現在利用している携帯会社から違う会社の番号そのままで会社を移ることです。
メリットとしては
- 他社へ移る際、本体購入代金に割引が入り定価より安く購入可能
- 他社へ移ることでキャッシュバック(商品券やポイント)がもらえる
デメリットとしては
- 同じ会社ではかからない費用がかかってくる
- メールアドレス(その会社独自で利用しているもの)が変わる
- 契約の時間がかかる場合がある
メリットは時期や各会社の内容によって価格が変わってくるため
トータルでこれだけのメリットがあるとは言い切れません。
おすすめの時期としては
iPhone発売前に加えお盆や夏休みなどの家族での買い替え需要が強まる7月~8月
年末の買い替え需要による11月~12月
学割シーズンである2月~3月
過去数年間だとこの時期がおすすめです。
2018年3月、自分が確認した部分だとiPhoneXですら本体価格がどこの会社も0円に近い状態でしたから…
これだけ国による是正が導入されていても変わらないようであれば時期を見極めることも大事だと思います。
デメリットはMNPする際に必ず計算にいれておきたい内容になってきます。
まず2年契約更新月以外の契約解除料金+場合によっては端末購入サポートによる違約金です。
解約金に関しては9500円がかかってくるのがほとんどの会社で共通であり、そうでない会社もその価格の前後である場合がほとんどになります。
端末購入サポートは同じ会社の中の機種変更の場合もあり、とくに他社から2年前の購入した際に忘れてしまっている解除料金と別途発生する解除料です。
SoftBankやY!mobileなど端末を安くするためにサポートに加入させて縛っている場合があります。
さらに転出手数料3000円、その月の会社の利用料金が日割りにならない→今までインターネットや本体についていた毎月割はなくなる、この2点は費用として必ずかかります。
例で挙げていくと
ドコモから月の頭に他社へMNPした場合 解除料:9500 転出手数料:3000 新規登録料:3000 本体の端末解除料:XXXX円 毎月の利用料金(平均8000円/月):8000円 |
新規登録料は携帯を店頭などで手続きを行うと機種変更の際でもかかる事務手数料になるため、MNPだからかかってしまうデメリットとはあまり言えません。
なにより、2日にMNPするという場合、ドコモのようにもともとの会社が月末締めであると2日しか利用していないにもかかわらず、1ヶ月分まるまる使用料を払うことになり、割引されている分も請求されるかたちになります。
MNPする会社が日割りになるといえどももったいない形になるので気をつけましょう。
MNPする際の確認していただきたい内容としては
- 契約更新月・端末購入サポートにはいっていないか
- MNP先の携帯会社の料金締め日(日割りで加入するため)
- 現利用携帯会社の締め日(日割りの計算にならないため)
とくにSoftBankは最近家族割に入らず、新規で購入した場合、月末締めになるため各会社共通で月末に他社へ転出したほうがお得になります。(以前は20日締め)
今回は大手キャリアである、3社を比較メインにしていますが格安SIMもSIMにたいして利用期間を定めている場合があるので注意が必要です。
MNPだけじゃない機種変更も安くできる、MNP手続き
MNPに関してメリット、デメリットをお話しましたがMNPをするつもりもなく機種変更のみを検討されているかたもいるでしょう。
確かに手続きに時間がかかったり、準備で確認をしなくてはいけない手間などもありますが、MNPだけにメリットがあるわけではありません。
格安SIMでは自分も耳にすることがないのですが、ドコモ、ソフトバンク、AUに関しては各会社から転出して他社へ移る際引き留めによるポイント付与などがあります。
一度しか経験がないのですが、実家の家族全員でソフトバンクからAUへMNPをするために予約番号を発行するため電話を行ったのですが、電話オペレーターのほうから家族全員分一台あたり
40000ポイント付与する話があり、それぞれ機種台にあてられるとのことでした。
もちろん、必ず誰もがもらえるものではないようです。
契約内容やタイミングなどにもよったものになるので…
ただ、いつも通り機種変更するぐらいであれば、確認してみるのも手段の1つだと思います。
「最初からポイントくれればいいじゃないか」なんて言われそうですが。
ポイントをもらった際の内容を一応まとめて書いておきます。
- 自宅固定回線もソフトバンク光でまとめており、MNPの際は光も切り替える予定
- 他社のほうがそのまま機種変更するよりお得と聞いたから
- いくらお得になるかは約2000円ほど
- とくにソフトバンクに不満はないが、料金で安いほうがいいため
上記の内容ですかね…書き出してみると計算された内容だったんですかね。
40000円分値引きは2年で割り出すと毎月約2000円ほどですもんね。
結局はMNPの手続きを行ったのですが、ソフトバンクの方に確認したところポイントを利用することは確かに可能みたいですね。
機種変更検討されているかたで時間もあまり気にしないかたは参考にしてみてください。
参考までにMNPの電話は問い合わせる回線数にもよりますが平均15分以上時間はかかると思います。
各会社MNP予約番号発行の方法
ウェブから発行できるように各会社変化しつつある現状ですが、なにがあるかわからないので電話がおススメです。
ドコモとかはMydocomoからPCサイトからとることもできるのですが…
電話の前には書き出しておくと楽だと思います。
(2018年6月21日現在)
- 解約金:9500円
- 転出手数料:3000円(ドコモは2000円)
- 新規登録料:3000
- 本体残債Total:XXXX円
- 毎月で支払うなら:XXXX円×Yヶ月
本体の残債が残っていても一括で支払う必要はなく、分割でそのまま支払うことが可能なのであといくら分が何カ月のこっているのか確認して、MNP先の毎月の利用料金と合算して計算しましょう。
予約番号の取り方を記載しますが、それぞれ窓口が変わる可能性もあるため気をつけましょう。
つながり安い、なるべく早い番号の記載をしておきます。
音声ガイダンスがながれるのでそちらを聞いていただいて進んでももちろん発行は可能です。
ネットワーク暗証番号の確認があると思いますが、間違えて入力を3回程度繰り返すとオペレーターにつながる会社がほとんどのはずです。
1番注意していただきたいのは契約者本人→他社へ移る前の会社で契約者のかたでしか予約番号を基本的に発行不可という点です。
契約者に判断がつかない場合は事前に可能性があるかたと一緒のいる状態で電話をかけましょう。
本人でない場合電話での本人確認が終われば問題ないはずです。
ドコモ:151→0(ドコモ携帯から) 0120ー800-000→1ソフトバンク:0800-222-8765 *5533(ソフトバンク携帯から)AU:157→3→0(AU携帯から) 0077-7-111→3→0Y!mobile:0570-039-151→0→入力に誤りがあります…→0 何回か繰り返すとオペレーターにつなげてもらえる UQmobile:0120-929-818→2→6 |
以上が各会社のMNPの予約番号の取り方ですね。
オペレーターにつながったら、そのまま他社へ移りたいので予約番号がほしいといっていただければスムーズだと思います。
予約番号を発行しても、今の携帯がすぐ使えなくなるわけではないので安心していただければ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
格安SIMの予約番号発行手続き方法もと思っていたんですが、会社が多いのとウェブからがほとんどなのでいずれまとめていきたいと思います。